ゴールデンウィークにおすすめ! 都心から日帰りで行ける観光スポット4選
ゴールデンウィークは、慌ただしい学校生活から離れ、ほっと一息つくのにちょうど良い機会かもしれません。
日帰り旅行は、短時間で近隣の観光スポットをめぐり、さまざまな味覚を堪能して、心とからだに新しい息吹を吹き込む良い選択肢です。自然の静かさや美しさを体験できるだけでなく、一人で散策して穏やかな時間を楽しんだり、温泉に入って一週間の疲れを癒したり、料理を味わって日本の文化をより深く理解し、体験したりすることもできます!
私たちと一緒に、都会の喧騒を離れて、東京近辺でリラックスできる場所を探してみましょう!
・大室山
大室山は、静岡県伊東市にある、お椀を伏せたようなかたちが特長の山です。伊豆半島ジオパークのウェブサイトによれば、「伊豆東部火山群の中でも最大のスコリア丘」(火山の噴火活動でできた地形)だそうです。山頂に大きな火口があり、真ん中がくぼんだ形になっているので、遠くから見ると、まるで巨大なプリン(!?)のように見えます。山頂に登ると、片側は山、もう片側は海という絶景を眺めることもできます。また、700年前からつづいている「山焼き」という伝統行事(山全体の草を燃やして、春を迎える準備をするもの)でも有名で、今年は2月18日に開催されました。
同時に、大室山は、新海誠監督の映画『君の名は。』のロケ地の一つでもあります。アニメの聖地巡礼をしたい学生さんは、要チェックですよ!
・鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮は、宇佐神宮や石清水八幡宮、筥崎宮とともに、全国の八幡宮を代表する神社の一つです。
TVアニメ『SLAM DUNK』や『侵略!イカ娘』、『ハナヤマタ』の舞台としても知られる、神奈川県の鎌倉。鶴岡八幡宮は、「鎌倉武士の精神的団結の拠点」で、「幕府の重要な政策はそこで神意を問う形で実施」されていました(『時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~』より引用)。現在、鶴岡八幡宮は、鎌倉の都市文化の象徴として歴史と神秘に満ちた人気スポットであり、さまざまなお祭りや結婚式、展覧会の会場となっています。また、鶴岡八幡宮から歩いて5分ほどのところにある小町通りには、おいしいお菓子や軽食のお店がたくさん並んでいます。落ち着いた雰囲気の中で、鎌倉ならではの美味しい味を楽しむことができます。
・新横浜ラーメン博物館
究極のラーメン天国! 新横浜ラーメン博物館、略して「ラー博(らーはく)」は、1994年3月6日にオープンしました。公式サイトによれば、「世界初・ラーメンのフードアミューズメントパーク」だそうです。館内でラーメンの歴史や文化を学べるだけでなく、ラーメン作りも体験することができます。
館内には、東京タワーが開業した昭和33(1958)年のレトロな町並みが再現され、灰色のコンクリート壁、年季の入った小さな建物、壁に掛けられた古い看板など、ちょっと懐かしい昭和の雰囲気が漂っています。そして、館内で日本全国の有名店のラーメンをいただくことができます。期間限定で出店しているお店もあるので、ぜひ情報をチェックしてみましょう!
ランチの後は、横浜赤レンガ倉庫(明治期のレンガ造りの建物を改装したこの施設の中にも、お店やカフェがたくさん入っていますよ!)の周辺を散策し、横浜ベイブリッジやみなとみらいの遠景を眺めることができます。夜になると、ロマンチックな雰囲気の中で、横浜港の夜景を楽しめます!
・鬼怒川温泉
鬼怒川温泉は、北関東に位置する栃木県の温泉地です。鬼怒川と書いて、「きぬがわ」と読みます。栃木県のウェブサイトによると、「江戸時代に発見され、当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたという由緒正しき温泉」で、「明治以降に一般開放されてからは多くの観光客が訪れ、鬼怒川渓谷沿いには旅館やホテルが建ち並ぶ関東有数の大型温泉地として発展」したそうです。泉質はアルカリ性単純温泉で、「神経痛や五十肩、疲労回復や健康増進に効く」(同サイトより)とされています。
東京都内から鬼怒川温泉までは、東武鉄道の電車で行くことができます。「まるごと鬼怒川東武フリーパス」というお得なチケットも発売されているようです。学生旅行はもちろん、ご家族でゆっくり過ごすのにもおすすめですよ!